Android OSの将来のバージョンにて、ダークテーマ(ダークモード)にスケジュール機能が追加されることが明らかになりました。
ダークテーマとは、画面デザインをダークトーンで統一する機能です。Androidではバージョン10からこの機能が導入されており、目の疲れを低減するだけでなく、有機ELディスプレイ搭載機種では消費電力の低減も期待できます。
実は、現行バージョンのAndroid 10の初期ビルドでは、ダークテーマのスケジュール機能が搭載されていました。しかし、正式配布バージョンにてこの機能が削除されたのです。これについて、米グーグルは「使用中のアプリケーションが突然再起動すれば、ユーザー体験を妨げる」と説明しています。
しかし、この変更に関してはユーザーから苦情が寄せられていました。そしてグーグルの従業員はGoogle Issue Trackerへの投稿にて、ダークテーマのスケジュール機能を将来のAndroidバージョンにて復活させると認めているのです。
なお、iOS 13に搭載されているダークモードでは、スケジュール機能が利用可能です。日中はスッキリとした白色で、そして夜間は暗色でスマートフォンを使いたいという需要も多いはず。一度は実装されていた機能ですから、そう遠くないうちに機能が復活することでしょう。