エプソンがエコソルベントインク搭載の大判インクジェットプリンタの10色機「SC-S80650L」を発売

10色インク搭載「SC-S80650L」

エプソンは、大判インクジェットプリンタの新製品として、「SC-S80650L」を2020年1月中旬に発売する。サイン＆ディスプレイ業界向けのエコソルベントインク搭載プリンタ。「大量プリント時にインクカートリッジの交換が手間」というユーザーの声に応え、現行モデルの「SC-S80650」で採用しているインクカートリッジの約2倍以上となる大容量インクパックを採用している（メタリックシルバーは除く）。標準価格は250万円（税抜）。

本製品は、最大64インチのサイズに対応している。従来機と同様、PANTONEカラーチャートで98.2％をカバーする「UltraChrome GS3インク with RED」と独自のPrecisionCore TFPプリントヘッド2基により、高い画質と生産性を実現。出力解像度は最大1440×1440dpi、印字幅は最大1616mm、インターフェイスはHi-Speed USBおよび100/1000BASE-Tで、インクはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ、グレー、オレンジ、レッド、ホワイトまたはメタリックシルバーを使用できる。

なお、エプソンでは、同様に4色インク搭載の「SC-S60650」の大容量インクタンクモデルとして「SC-S60650L」も発売予定。さらに、「SC-S80650」「SC-S60650」「SC-S40650」の3機種で、過去のキャンペーンにおいて好評だった測色器（EO2BAS）のセットモデルも、新たに製品ラインナップに加わる。