アクティビティトラッカー部門......といわず、スマートウォッチも含めてウェアラブルデバイス全体でも2019年のベストバイに、筆者が推したい一台がこのXiaomiの「Miスマートバンド4」です。
(このスマートバンドは中国を始め世界各国で「Mi Band 4」という名称で販売されています。筆者が買ったときもそうだったのですが、現在、Xiaomは日本での販売品を「Miスマートバンド4」として販売していますので、以降この名称で呼びます)。
スマートウォッチとして最低限必要な機能を持ちながら、付けていることを意識させない20グラム(ベルト別)という重量。それでいて、いわゆるスマートウォッチより断然ロングライフなバッテリー。通知がバンバン来ても10日は平気で持ちます。
そして、実売3千円台というハイコストパフォーマンス。世界シェアナンバーワンウェアラブル機だけあってサードパーティ製オプションも豊富。リンクするスマートフォンはAndroidスマートフォン・iPhoneどちらでもOK!
もし、腕時計・スマートウォッチ・万歩計・アクティビティトラッカーの類を買おうと思っているのなら、この記事に騙されたとでも思ってMiスマートバンド4をお勧めします。それだけの価値はあります。
■Engadgetベストバイ2019
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先々代・先代モデルにあたるMiBand 2・3も軽くて安くて高機能、と高い評価を受けていることは、中国・深セン通いをしていた筆者も知ってはいました。が、技適マークがなく日本国内では使えない、ということも知っていたので買わずにスルーしておりました。
ところが、今年2019年6月のある日。Twitterで「最新のグローバル版は日本の技適マークが表示される!」というツイートを見かけてしまい。一も二もなく、「Miスマートバンド4」を購入してしまった次第です。今考えると、この「技適取得」こそがXiaomi自らの日本市場参入への最初の前触れだったのでしょうか。
Miスマートバンド4は、万歩計、脈拍計、睡眠記録用などに使えるアクティビティトラッカーです。また、同時に、スマートフォンの通知を手首に振動とメッセージ転送で知らせてくれたり、スマートフォンの音楽再生をコントロールしたりもできる簡易スマートウォッチでもあります。ちなみに中国国内版はアリペイの電子マネー機能まで搭載しているそうですが、残念ながら日本で販売されるグローバル版にはありません。
遠目にはただのシリコンバンドにしか見えませんが、0.95インチカラーOLEDディスプレイ(解像度 240x120ピクセル)を搭載しており、画像と最大40文字が表示可能です。表示文字はもちろんアルファベットも日本語もOKですので、たとえば写真のように、LINEやTwitterのメッセージならば内容はわかる程度に表示ができ、メールの場合は差出人と題名が読めます。