どんな5Gスマホが売れているのだろうか
2019年は5Gサービスが始まった年でした。5Gスマートフォンも気がつけば10機種以上が世の中に出ています。では5Gスマートフォンを一番売ったメーカーはどこでしょうか?
IHS Markitの調査によると、2019年第2四半期から第3四半期の間、すなわち4月から9月までに世界で出荷された5Gスマートフォンの数は610万台でした。同期間の全スマートフォン出荷数はソースは異なりますが(IDC調査)6億9150万台。すなわち5Gスマートフォンは全スマートフォンのまだ1%以下の台数しか出ていないのです。
このような状況ではあるものの、トップに立ったのはやはりサムスン電子。出荷台数は470万台、シェアは77%と圧倒的な強さです。サムスンは世界初、4月に出荷された5Gスマートフォン「Galaxy S10 5G」を皮切りに、「Galaxy Note10 5G」「Galaxy Note10+ 5G」「Galaxy A90」そして「Galaxy Fold」と5機種の5G端末を出しています。この中でGalaxy Note10+ 5Gは第3四半期のベストセラー端末となり150万台、同時期にサムスンが出荷した台数の約半数を占めました。