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音声操作、ジェスチャー、5G、2020年以降ITデバイスはどう進化する?

2020年以降のデバイス事情を、識者はどう見ているのだろうか。3人それぞれの見解を伺ったところ「音声操作」「ジェスチャー」「5G」というキーワードが浮かび上がってきた。

太田 今後のトレンドは絶対に音声操作だと見ています。グーグルだけでなくアップルやFacebookもARグラスを作っているウワサがあります。将来的にはARと音声で全部使えるんじゃないかと。

小口 高齢者向きの音声デバイスとしては〝スマート杖〟とかの開発も増えていますね。距離を測ってくれたり、何があるのかを音声で教えてくれたりします。

──でも、全部音声ですませるのって、抵抗はないですか?

小口 それって、日本人の〝英語しゃべれない問題〟と近いのかなぁと。スマートスピーカーに認識されない時ってあるじゃないですか。そうするとこっちが恥ずかしいみたいな。外国人には、それがないと思うんです。国民性も関係してるかもしれないけど。

太田 音声操作が当たり前になると、スマホの存在自体、どうなるのかもわからないですよね。いっそ体に巻いちゃうとか!?

法林 スマホの今後を占ううえでは『Pixel 4』のレーダー機能は注目です。本当はテレビに搭載して『マイノリティ・リポート』のように使わせたいのではないかと。

小口 ジェスチャーで操作したい家電って何かあります?

太田 テレビとかは、ジェスチャーで消えたらいいですよね。

法林 家電の進化でいえば、今後始まる5Gが大きな鍵といえます。〝5Gは電気になる〟ともいわれていて、電気のようにどこでも通信ができる時代になります。レンジであれば、レシピが5Gから降ってきて、それを声でコントロールして調理できる……というのは、結構ありえる話なんです。

太田 2020年の5Gが始まるタイミングで、キャリアが「5Gはこんなものです」と見せるデモに、ありそうな感じですね。

法林 2020年は様々なデモを各キャリアが計画しています。そこで披露される未来像を見に行く価値は、十分にあると思います。

スマートグラスをはじめとする機器で音声操作は必須機能に!



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