シャープは12月11日、同社のフラッグシップスマートフォン「AQUOS zero2」が、6インチ以上、電池容量3,000mAh以上の防水端末として、世界最軽量の141gを達成したと発表した。部品の見直しなどにより軽量化が進んだ結果、9月25日の製品発表時(143g)から2g軽くなった、141gを実現した。
AQUOS zero2は、約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載した、シャープのゲーム系Androidスマートフォン。2018年秋冬にソフトバンクから、2019年4月にはSIMフリースマホとしても登場した「AQUOS zero」の後継機で、同社のフラッグシップ端末となる。
特徴は毎秒120回の高速な画面描画(各フレーム間に挿入される黒画面を含めると毎秒240回)。背面には1,220万画素+2,010万画素の2眼カメラ、前面には800万画素のカメラを内蔵する。バッテリは3,130mAh。プロセッサはQualcommのSnapdragon 855で、メモリは6GB、ストレージは256GB。
AQUOS zero2は、2020年1月下旬以降に、ドコモやau、ソフトバンクなどから順次発売予定。
○AQUOS zero2 SH-01Mの主な仕様
OS: Android 10
CPU: Qualcomm Snapdragon 855/2.8GHz+1.7GHz(オクタコア)
内蔵メモリ: 8GB
ストレージ: 256GB
外部ストレージ: ―
サイズ: 158×74×8.8mm
重量: 143g
ディスプレイ(解像度): 約6.4インチ 有機EL(2,340×1,080ピクセル)
メインカメラ: 約1,220万画素+約2,010万画素
インカメラ: 約800万画素
Wi-Fi: IEEE 802.11a/b/g/n/ac
バッテリー容量: 3,130mAh
防水/防塵: ○/○
生体認証: ○(指紋認証、顔認証)
おサイフケータイ: ○(NFC・Felica搭載)
接続端子: USB Type-C