ウェブブラウザ「Google Chrome」の最新安定版であるバージョン79.0.3945.79がリリースされました。ウェブサイトからAR・VR体験を提供するためのWebXR Device APIが実装されたほか、PCのスリープを防ぐ機能なども追加されています。
ウェブブラウザ「Google Chrome」の最新安定版であるバージョン79.0.3945.79がリリースされました。ウェブサイトからAR・VR体験を提供するためのWebXR Device APIが実装されたほか、PCのスリープを防ぐ機能なども追加されています。
・PC画面を表示したままにする「ウェイクロック」機能が搭載
PCを長い時間操作しなかった場合、ディスプレイが消灯したりスクリーンセーバーが作動したりしますが、そういった画面保護機能を無効化するAPIが搭載されました。開発者はこの機能を利用することで、ユーザーがプレゼンテーションでスライドショーを再生していたり、料理中にレシピサイトを見たりするなど、画面を表示し続けるべき場面でのユーザー体験を向上させることができます。
・rendersubtree属性が追加
Chrome 79ではrendersubtree属性が追加され、ウェブページの一部のレンダリング優先度を下げることが可能になりました。大量のコンテンツを含むスクローラーなど、重要度が低いにもかかわらずレンダリングに時間を取られてしまうコンテンツに「rendersubtree」属性を指定することで、ウェブサイトの他の部分のパフォーマンスが向上します。
・PWAのアイコンがマスク可能かどうかを指定できるように
Android端末にPWAをインストールした際にホーム画面に表示されるアイコンにて、周囲に余白が表示されてしまっていました。