リンクス、台湾addlinkの国内代理店に - NVMe SSD「X70」など新製品を投入

リンクスインターナショナルは、台湾addlink Technologyと国内代理店契約を締結。正規代理店として、2019年12月14日より同社SSD製品の取り扱いを開始すると発表した。

addlinkは、2014年に台湾にて設立された、新進気鋭のフラッシュ関連製品メーカー。フラッシュメモリ製品全般を幅広く手掛け、SSDやSDカード、USBメモリ等を幅広く市場に供給している。台湾にて自社工場を運営し、開発から量産段階まで一貫製造しており、出荷前の全製品の互換性テスト等で高い信頼性と安全性を確保しているという。

まず発売する製品は以下の3種類のSSDシリーズだ。価格はすべてオープンプライス。

○addlink X70

X70は、NVMe規格のPCI Express Gen3 x4対応M.2 2280 SSD。標準でRGBイルミネーション付ヒートシンクを搭載する。コントローラーICはPhison E12で、フラッシュ規格は3D TLC NAND。

256GBモデルと512GBモデルがあり、256GBモデルのスペックはDRAMキャッシュ256MB、シーケンシャルリード最大3000MB/秒、同ライト最大1000MB/秒。512GBモデルはDRAMキャッシュ512MB、シーケンシャルリード最大3400MB/秒、同ライト最大2000MB/秒。

○addlink S70

S70は、NVMe規格のPCI Express Gen3 x4対応M.2 2280 SSD。X70と同じくコントローラーICはPhison E12で、フラッシュ規格は3D TLC NAND。256GBモデル、512GBモデル、1TBモデル、2TBモデルの全4モデルをラインナップする。

256GBモデルのスペックはDRAMキャッシュ256MB、シーケンシャルリード最大3000MB/秒、同ライト最大1000MB/秒。512GBモデルはDRAMキャッシュ512MB、シーケンシャルリード最大3400MB/秒、同ライト最大2000MB/秒。1TBモデルはDRAMキャッシュ1GB、シーケンシャルリード最大3400MB/秒、同ライト最大3000MB/秒。2TBモデルはDRAMキャッシュ2GB、シーケンシャルリード最大3500MB/秒、同ライト最大3000MB/秒。

○addlink S20

S20は、SATA 6Gb/s(SATA 3.0)インターフェース対応の7mm厚2.5インチSSD。コントローラーICはPhison S11Tで、フラッシュ規格は3D TLC NAND。120GBモデル、256GBモデル、512GBモデル、1TBモデルの全4モデルをラインナップする。

120GBモデルのスペックは、シーケンシャルリード最大510MB/秒、同ライト最大400MB/秒。256GBモデルのスペックは、シーケンシャルリード最大510MB/秒、同ライト最大400MB/秒。512GBモデルのスペックは、シーケンシャルリード最大550MB/秒、同ライト最大500MB/秒。1TBモデルのスペックは、シーケンシャルリード最大560MB/秒、同ライト最大500MB/秒。