やらなきゃいけないとは分かっているものの、インターネットのセキュリティ強化は怠ってしまうもの。警視庁が発表したデータによると、平成30年の「不正アクセス」検挙件数は564件。相談件数に関していえば、20倍以上の1万2113件となっています。平成26年の検挙件数は364件でしたから、着実にその数が増えていることがわかります。決して他人事とはいえない不正アクセス。まずは私たちがよく利用する「Gmailアカウント」のセキュリティ強化から始めてみませんか?
あなたのGmailのセキュリティは大丈夫?
Gmailのセキュリティを強化する前に、まずはGoogleアカウントのセキュリティ診断をしておきましょう。
Gmailのセキュリティ診断方法
Googleアカウントのセキュリティ診断はこちらから確認してください。もし、セキュリティに問題がある場合は、上図のような画面が表示されます。表示される手順に従って、セキュリティの強化を行ってください。
「セキュリティ問題が検出されました」とGmailに通知が届いた時は?
Googleアカウントへのアクセスが検知された時「セキュリティ問題が検出されました」と、再設定用に登録してあるスマホ、もしくは Gmailに通知されます。もし、心当たりがある場合は「はい」を選択し、身に覚えがない場合は「いいえ、私ではありません」を選択しましょう。さらにパスワードを変更したり、後述する2段階認証を設定すれば、再発防止になります。
Gmailのセキュリティを強化するにはGoogleアカウントのセキュリティを強化しよう!
それではいよいよ、Gmailアカウントのセキュリティを強化していきましょう。セキュリティを強化するためには、2段階認証を設定します。
Gmailのセキュリティを高める設定方法:2段階認証
通常、Google(Gmail)アカウントにログインするためには、パスワードなどのログイン情報のみで十分です。しかし、2段階認証を設定することで登録済みのモバイルデバイスに確認コードが届きます。その確認コードを打ち込んで、初めてログインできるようになるのです。Googleアカウントにログインした状態でこちらにアクセスし、「開始」から2段階認証の設定が行えます。