JR東日本ウォータービジネスは12月3日、2020年に増大が見込まれる訪日外国人の自販機利用を促進させるため 「インバウンド向け多機能自販機」の実証実験を2020年春にスタートすると発表した。
インバウンド向け多機能自販機は、2020年春に開業予定の高輪ゲートウェイ駅前特設会場をはじめ、インバウンド客数が多く利用することが予想される複数駅に展開を検討し、実証実験は同年秋までの実施を想定している。なお、機能の詳細については、同年2月頃に改めて発表を予定。
自販機は周辺機器がタッチパネルモニター、カメラ、スピーカー、マイク、PCとなり、カメラは属性(性別、年齢層など)の分析が可能(取得した画像情報は個人に特定できないデータに即時変換し、個人を特定するデータは即時破棄され、保持しない)としている。
コンテンツはティファナ・ドットコムが提供するAIシステム「AIさくらさん」を搭載し、搭載多言語による商品の情報提供など、各種案内・情報発信ができ、展開台数は10台程度を予定している。