ノートPCが1万9800円で買えるという価格だけでも驚きですが、それが14インチのフルHD(1920×1080ドット)IPS液晶搭載だということで、更に驚かれたのが「MUGA ストイックPC」。
この激安ノートPCが発売されたのが、2017年の今日です。
とはいえ、価格のためにスペックはかなり低くなっており、CPUはAtom x5-Z8350ですし、メモリーも2GB、ストレージも32GB eMMC。文書作成用、動画視聴用、シンクライアント用など、単目的で使うのにはいいですが、パソコンらしい使い方をするのは難しいでしょう。
たまに、低価格な低スペックPCを初心者用という人がいますが、実際はこの逆。スペックから用途を見極められ、かつ、その用途で活用できる上級者向けです。個人的にはノートPCとしてではなく、Miracastの受信機能を使ったワイヤレスディスプレイとしての活用がおすすめでしょうか。
なお、スペックだけでなくキーボードもかなり特殊。無理に日本語化しているため、入り切らないキーが変な位置に飛ばされています。
このあたりの実際の使い勝手については、中山智氏のレポート記事をどうぞ。
ちなみに、約1年後の2018年には後継モデルとなる「MUGA ストイックPC2」が登場。価格はそのままにメモリーが4GBへと増量され、実用性が少し増しました。また、今年はHDMI入力をもつ一体型PCが登場しています。
12月1日のおもなできごと
1990年、NECホームエレクトロニクスが「PCエンジンGT」を発売
1998年、NTTパーソナルがPHS事業をNTTドコモへ譲渡
2002年、ガンホーが「ラグナロクオンライン」の正式サービス開始
2008年、NHKが「NHKオンデマンド」サービスを開始
2015年、ドコモがポイントサービス「dポイント」を開始
2017年、ドン・キホーテが「MUGA ストイックPC」を発売