米ReturnPath社(https://returnpath.com/) が発表した、メール閲覧環境調査の「Webメール利用クライアント比率」によると、2012年時点では僅か6%だったGmailは、2017年には過半数を超えた59%のシェアを獲得しています。
今回の記事では、Gmailを使う時に疑問だったであろう、フォルダ分け機能について説明します。
Gmailに自動振り分けするフォルダ分け機能ってあるの?
たいていのメールクライアントには、フォルダ分け機能が搭載されています。
フォルダ分け機能とは、例えば「〇〇商事」「家族」「大学友人」など、カテゴライズされたフォルダを作成し、アドレスなどを設定し、受信したメールを既定のフォルダへ自動で振り分けてくれる機能のことです。
しかしGmailには、フォルダ分け機能というものは実はありません。しかし、Gmailにはラベル分け機能というものがあり、これを使いこなすと実に便利なのです。
以下の項目では、このラベル分け機能について、説明していきます。
Gmailの便利な自動ラベル分け機能とは?
Gmail以外のメールクライアントのフォルダ分け機能は、一度設定すれば、ずっと自動で振り分け続けてくれます
これは便利な機能ですが、二つ以上のフォルダに分けられる人から届いたメールを、どちらか一方のフォルダにしかメールを入れられないという、不便があります。
しかしGoogleのラベル分け機能では、メールアドレスにフィルタを設定できるので、二つ以上のフォルダにまたがる人のメールを、複数のラベルで表示できます。
Gmailでラベルを設定・追加する方法
それではGmailのラベル分け機能の設定・追加方法を書いていきます。
1:まずGmailを開き、画面右側の「設定(歯車のマーク)」を開きます。
2:すると「ラベル」と表示されたタブがありますのでこれをクリック。下にスクロールしていくと、「新しいラベルを作成」とあるので、これを開きます。
3:ラベル名を決めて、作成をクリックしてください。(※「次のラベルの下位にネスト」は、既に作成済のラベルの階層下へラベルを作成することができます)
4:次にフィルタを作成します。
「設定」画面から「フィルタとブロック中のアドレス」のタブを開きます。「新しいフィルタを作成」とありますので、こちらをクリックしてください。
2019-11-30 16:54:47