5.9Kフルサイズセンサーと新開発の映像処理プラットフォームを搭載したデジタルシネマカメラ『EOS C500 Mark II』。高品位な映像が求められる映画やドラマから、機動力が重視されるニュースやドキュメンタリーまで、幅広い映像コンテンツの制作に対応する。
デジタルシネマカメラ"EOS C500 Mark II"
新製品は小型・軽量ながら、5.9Kフルサイズセンサーを搭載しており、最大で15+ストップの広いダイナミックレンジの実現により、明暗差の大きい環境でも、高画質な映像を撮影することが可能。また、高速処理が可能な新開発の映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 7」の搭載により、5.9K RAW/60Pおよび4K/60P記録を実現しているほか、2K/120P記録ができる。
映像の情報量を維持しながらデータサイズを軽くすることができるビデオフォーマット「Cinema RAW Light」を採用しており、外部レコーダーを使用せずにRAWデータを本体内部に記録することが可能だ。
また、動画データを圧縮し効率的に記録する「XF-AVC」に対応している。記録メディアは、キヤノンのビデオカメラとして初めてCFexpress Type Bカードと、UHS-II 規格のSDカードを使用可能。HDR方式は、放送やライブ配信に適した「HLG(Hybrid Log-Gamma)」と映画制作やネット配信に適した「PQ(Perceptual Quantization)」に対応している。
別売りのマウントキットを使用することで、撮影環境に合わせてユーザー自身でEFマウントから、EFシネマロックマウントまたはPLマウントに交換することが可能だ。また、別売りの拡張ユニットを装着することで、複数台のカメラによる撮影や遠隔操作が必要なドローン撮影など、さまざまな撮影スタイルに対応できる。
2019-11-30 16:53:25