部屋の中を自動で動いて掃除をしてくれるお掃除ロボットは、その利便性の高さから人気のアイテムとなっているが、ロボット工学の発展により様々な亜種が登場しつつある。アメリカの企業が、犬の散歩のときに便利な犬の糞掃除ロボットを開発したそうだ。
現在はまだコンセプト段階だが、広い庭で犬を遊びまわらせることも多いアメリカの家庭において、飼い主の手を汚すことなく、犬の糞を拾ってくれる便利なガジェットとして活躍が期待されるようだ。
AI搭載の自動犬の糞掃除機
現在、アメリカでは約8500万世帯が犬を飼っているという。広い裏庭で犬を放し飼いにするという家では、糞の始末をつい後回しにしてしまう家庭も少なくないようだ。
そんな時、役立ってくれるガジェットが『Beetl Robotics』の5人のチームによって開発された。
Beetl(ビートル)と名付けられた小さなトラクターのようなデザインのロボットは、庭にある犬の糞を自動的に掃除してくれる便利な最新ガジェットだ。
ルンバのような機能を備えたBeetlには、AI(人工知能)が搭載されており、フロントカメラの高度なセンサーフュージョンとリアルタイムでの画像分析が可能なコンピュータービジョンによって、障害物を避けながら犬の糞をスキャンおよび検出する。
糞を発見するとその場所まで移動し、速やかにすくい上げ、内蔵された密閉容器の中に糞を収納する。
2019-11-27 02:45:37