ソニーの完全ワイヤレスイヤホン、WF-1000XM3にアップデートが配信され、イヤホン単体でのボリューム調整に対応しました。ほかにもAlexa対応と、Headphones Connectアプリ上から充電ケースのバッテリー残量が確認可能になっています。
WF-1000XM3はイヤホン表面のタッチセンサーを使い、再生や外音コントロールの切り替えを行えます。しかし、これまで単体ではボリューム調整を行えず、イヤホンからGoogleアシスタントを起動して指示するか、スマートフォンを取り出して操作する必要がありました。
ただ、アップデートにより、ボリューム調整に対応したのは喜ばしいことなのですが、WF-1000XM3のタッチセンサーは片側に単一の機能しか割り当てられません。主に使いたい機能である「再生」「外音コントロール」「ボリューム調整」の3つのうち、どれか1つを犠牲にしなければいけないのが悩ましいところです。
また、Googleアシスタントの起動は、再生機能を割り当てた際にタッチセンサーの長押しとなっていますが、Alexaはこれ単体での機能になっています。このため、Alexaを使おうと思うと、さらに使える機能が減ってしまいます。
この辺り、今後のアップデートで単押し、ダブルタップ、長押しなどに個別に機能を割り当てられるようになって欲しいところです。
なお、アップデートはスマートフォンのHeadphones Connectアプリから行い、アップデート後のファームウェアバージョンは2.0.2となります。
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2019-11-27 00:44:38