Appleは11月からサービスを始めたApple TV+の配信リストに新たなオリジナル作品を加えます。新作の連続ドラマ「真相 TRUTH BE TOLD」は12月6日から配信が始まるのですが、それに先立ち、YouTubeで予告編が公開されています。
犯罪とメディアの闇
「真相 TRUTH BE TOLD」はポッドキャストで犯罪捜査ドキュメンタリー番組を配信する主人公が自身の追求で誤った容疑者を有罪にした可能性に気付き、収監された「犯人」と向き合うというストーリとなっています。このドラマは正義の追求が公の舞台に置かれたときの結果を考えるきっかけを視聴者に提供するとし、硬派な連続ドラマとして配信されます。
ファンタジー、科学、自然、歴史、アニメ、コメディーなど広いジャンルをカバーしているApple TV+のオリジナルコンテンツですが、「真相 TRUTH BE TOLD」の配信開始でコンテンツの幅をさらに広げることになりそうです。Appleとしては予告編の公開で「真相 TRUTH BE TOLD」への期待感を煽りつつ、より幅広いユーザーをApple TV+へと誘導していくことを目指しているのでしょう。
これ以外にもAppleは12月6日までに2つの作品を公開する予定であり、また「近日公開予定」としてさらに3作品の制作を進めています。Apple TV+には今後も着実に高品質なオリジナルコンテンツが追加されていくことになりそうで、2020年中にはApple TV+も動画配信サービスの中で一定の地位を得られるのではないかと予想されています。