サードウェーブが運営する上海問屋は11月22日、SuicaやPASMOといった非接触型カード向けのカードケース「DN-915932」を発売した。価格は980円(税別)。
アルミ素材を用い、RFIDに使われる電波をブロックする機能を持つ。RFIDとは、多くの非接触型カードに使われている技術で、カード内の情報を短距離の無線通信で読み書きするものだ。身近な非接触型カードでは、SuicaやPASMO、各種の電子マネーカードなどが代表的。
こうした非接触型カードは、やはり非接触で情報を盗まれる可能性がある。カード情報を不正に取得することをスキミング、スキミング用の機器をスキマーと呼ぶ。非接触型カードの場合、理屈上はスキマーを近づけるだけでスキミングが成立する。
カードケースのDN-915932は、非接触型カードの情報やりとりに用いる短距離の無線電波を遮断。DN-915932に非接触型カードを入れておくと、自分が知らないところでカード情報が取得されてしまうことを防げる。DN-915932には6枚のカードが入り、本体サイズは横96×縦67×厚さ14mm、重さは約74g。