火星移住をしたい皆さんに新情報。
火星の大気中に含まれる酸素の量が、季節によって変動していることがわかりました。NASAの火星探査ローバー「キュリオシティ」が送ってきたデータを分析した結果です。しかし、なぜ変動しているのかはわかっていません。
メタンガスを放出し続けている「なにか」
キュリオシティが火星から送ってくるデータにはこれまでにも「キュリオスな(興味深い)」点がたくさんありました。キュリオシティがゲールクレーターで観測し続けている火星大気中のメタンの量にも定期的な変化がみられていますが、現在解明しているかぎりの環境的要因では説明がつかないそう。ちなみに、メタンは生物の営みに密接に関わっている気体と言われています。
火星の大気圧は地球の150分の1程度なのに加え、表面重力も地球の3分の1なので、大気が宇宙空間へと失われやすい環境。なので火星大気中に放出されたメタンガスも短時間で失われてしまうはずなんですが、それでも常に火星大気中に存在しているということは、なにかが継続してメタンを作りだしているのではないか?と指摘されています。
JAXAによれば、その「なにか」が、果たして火星の地下深くにもぐりこんでいる微生物なのか、それとも無機的な火山活動なのかはまだわからないそう。まだわからないからこそ、いろいろと想像をかきたてられるわけで…。
酸素も発生している
そしてメタンと同様、人が活動するために欠かせない酸素の量も変化していることが最新の研究で明らかになりました。
キュリオシティに搭載されているサンプル分析装置「Sample Analysis at Mars(SAM)」が観測した大気中の成分量データ5年間分(火星年では3年間分)を分析した結果、酸素量は「季節、またその年ごとによっても変動性がみられた」そうです。