IT化が遅れていると言われる日本の金融業界。その中にもiPad Proを積極的に活用している地方銀行も存在します。Appleに「先進事例」として紹介された栃木銀行の取り組みを取材しました。 栃木銀行は、栃木県内を中心に92店舗を構える第2地方銀行で、地域密着型のサービスを重視して成長してきました。つまり、典型的な地方銀行といえます。そんな栃木銀行がデジタル化を進めるために選んだのがiPadでした。 デジタル化と言ってもさまざまなレベルがありますが、同行ではシステム更新にあわせてiPadを大量に導入し、踏み込んだデジタル化を進めました。紙の書類のほとんどを廃止し、電子サインの採用によって認印も不要としたのです。