視聴もしやすくなるみたい。
360度カメラでおなじみRICOHのTHETAシリーズに、エントリーモデル「THETA SC2」が新登場しました。前モデル「THETA SC」と同じく、カラーは4色からお選びいただけます。黒じゃないってだけでなんだかウキウキしますね〜。
スマホのパノラマと違ってシャッターをきるだけでこのパノラマビューが撮れちゃうもんだから、色んな場所で撮ってみたくなるのが360度カメラの面白さ。今回からは4K30pの動画(最大3分)も撮れるようになりました!
本体デザインは「THETA SC」からいくつか進化しています。正面に有機ELディスプレイが搭載され、電池残量や設定モードが把握しやすくなりました。
側面のボタンは従来と同じ電源ボタン、無線ボタン、撮影モード切り替えボタンに加え、セルフタイマー切り替えボタンが新たに追加されています。なお、端子はMicro USB2.0続投の模様。
約1400万画素の解像度や、開放F2.0のレンズ構成など、光学系は変わらず。ですがアルゴリズムやソフトウェア面は進化していて、シーンに合わせて「顔モード」「夜景モード」「車窓モード」、さらにWBには水中モードが追加されました。
これが通常モードでの撮影で。
こっちが顔モードの撮影。ノイズリダクションと露出補正のおかげで、肌色が明るく滑らかになってますねー。
あとはBluetoothで接続したスマホから電源をオンにできたり、動画の転送速度も約4倍ほど早くなってたり、ストレスフリー度が全体的にアップしています。2020年春には「アニメーションフォト」なる、静止画と映像の融合みたいな新機能も追加予定だそうで、これは専用ビューワーアプリがないスマホからでも360度映像が見れるらしいですよ。けっこう気になる。
「THETA SC2」は、2019年12月13日発売予定、価格はオープン。3分という制限はあるものの、上位機種並の4K30p動画が撮れるのは魅力ですね。このエントリー機、つえぇ。