パナソニックにデジタル一眼カメラLUMIX Gシリーズで採用しているマイクロフォーサーズシステム規格に準拠した交換レンズ「LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 Ⅱ ASPH.」が登場した。
最新のレンズ制御マイコン搭載により240fps AF制御の高速・高精度AFと防塵・防滴仕様に対応するとともに、後部筒を金属化することにより外観品位を向上させている。
マイクロフォーサーズシステム用交換レンズ LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 Ⅱ ASPH.
大口径F1.4、優れた描写性能と美しいボケ味を実現
ライカの厳しい光学基準をクリアし、開放F値1.4「SUMMILUX(ズミルックス)」の大口径を実現したレンズだ。非球面レンズを2枚採用し球面収差や歪曲収差などの諸収差を抑制するとともに、UHRレンズを1枚採用しコンパクトながらも高い描写性能を発揮する。
さらにこのUHRレンズには今回透過率を改善した新開発の硝材を採用することで、クリアで抜けのよい質感描写を実現。また、パナソニック独自の技術で実現した高水準の反射防止技術「ナノサーフェスコーティング」によりゴーストやフレアを低減し、美しく立体感のある写真表現を実現した。
240fps AF制御で、静止画・動画撮影ともに高速・高精度なAFを実現
AF制御速度は、現行機種から240fps AF制御へと大幅に進化しました。コントラストAFでのピント位置検出時間の大幅な短縮化により、狙った被写体をより素早くとらえることができるようになった。さらに絞りマイクロステップ制御により、輝度変化が大きいシーンでも安定した露出制御を実現し、快適な動画撮影をサポートする。
厳しい環境下での撮影を可能にする防塵・防滴仕様
マウント部をはじめレンズ全体に防塵防滴処理を施すことで、屋外での幅広い撮影シーンに対応できるようにった。また、後部筒を現行機種で採用している樹脂からアルミへと新調することで、「ライカ DG レンズ」シリーズとして外観の高品位化を図るとともに耐久性を向上している。