「ヤフー」と「ライン」の経営統合で両社が目指すものとは。両社の強みは何といっても顧客基盤です。ヤフーの月間利用者は6700万人、ラインの月間アクティブユーザーは8200万人。今回の経営統合によって、互いのサービスをシームレスに連携、相互送客によるユーザー基盤の最大化を図るとしています。
例えば、コミュニケーションツールであるラインとヤフーのeコマースサービスを連携させ、ラインからそれぞれのサービスへ送客することも想定しているといいます。ラインユーザー8200万人にヤフーのサービスを触れさせることができるのです。今回の統合で、検索やSNS、ネット通販、金融など様々なインターネットサービスを一括する巨大グループが生まれることになります。
そして、将来的に目指すのが「AIテックカンパニー」だといいます。現在、AI(人工知能)基盤の開発に注力する両社がタッグを組み、さらなる開発強化を進めていくということです。
2019-11-17 23:04:26