2019年11月12日にサービススタートしたディズニー独自のストリーミングサービス「Disney+」では、初日にさっそくサービス登録者数が1000万人を突破したことが明らかになっています。
Disney+ Sees Extraordinary Consumer Demand with More Than 10 Million Sign-Ups - The Walt Disney Company
モバイルアプリ関連の調査企業であるApptopiaが、「Disney+アプリが320万回以上ダウンロードされた」と報告した後、ディズニーがサービス初日にDisney+に登録したユーザーの数を発表しました。ディズニーによると、Disney+はサービス初日に障害が発生したにもかかわらず、有料会員として1000万人以上が登録したことが明らかになっています。なお、海外メディアのThe Vergeによると、Disney+で初日に映像がストリーミング再生された回数は200万回ほどだそうです。
また、Apptopiaによるとサービス初日は終日App Store上でDisney+がインストール数でトップに君臨し続けていた模様。加えて、ESPN+やHuluといった他のストリーミングサービスとDisney+が連携可能であることが、両者の有料登録者数増加に影響したことも明らかになっています。ある情報筋によると、Disney+のサービススタートと同時にHuluやESPN+といったサービスの登録者数にも「顕著な増加がみられた」ようです。
ディズニーが月額1400円で3つのストリーミングサービスをまとめて視聴できるサービスを発表 - GIGAZINE
なお、Disney+についてはアナリストから「Disney+はサービス開始初年度に1000万~1800万人の登録者を獲得する」という予測が公開されており、他の調査会社からは「アメリカではサービス開始前からDisney+の利用者が既に100万人を超えている」という調査結果も公開されていました。
Apptopiaは報告書の中で、「Netflixの初日のダウンロード数と、Disney+のダウンロード数を比較することは難しいものです。(Netflixアプリがリリースされた際は)ストリーミングは今日のようなものではなく、モバイル自体も今のようなものではありませんでした。(現在の状況は)モバイル端末の普及とユーザーの好みが、ディズニーに有利に働いています」と記しています。
なお、ディズニーは「ウォルトディズニーカンパニーの四半期ごとの業績発表の中でDisney+の加入者情報を公開する計画はありません」としており、次にDisney+の加入者数情報が明かされるのは2020年初頭になるとのことです。