多言語音声翻訳システム設置のイメージ
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KDDIとみんなのタクシーは、都内タクシー会社5社のタクシー車両で、多言語音声翻訳システムを活用し、訪日外国人観光客がタクシー内で円滑なコミュニケーションを実現するための実証実験を実施する(12日発表)。
タクシー会社はグリーンキャブ、国際自動車、寿交通、大和自動車交通とチェッカーキャブ無線協同組合。
KDDIはこれまで、鳥取県、東京都、沖縄県の観光タクシー内で、システムの実証実験を実施して円滑なコミュニケーションの実現とタクシー乗務員の操作負担の軽減に関する検証と改善を繰り返して、精度向上を図ってきた。
実証実験を踏まえて、訪日外国人観光客の満足度や安心感の向上に加え、タクシー乗務員による、きめ細やかなコミュニケーションの実現に向け、システムの商用化の検討を進める。
また、都内タクシー会社5社が既に導入しているIoTサイネージサービスや、タクシー配車アプリ「S.RIDE」と連携したS.RIDE Walletの機能を持つ後部座席タブレットにシステムを搭載し、一つのタブレットで多様な機能を一括提供し、乗客の利便性向上を図る。