1〜2泊程度の出張であれば、できるだけノートPCは持参せず、スマホ1台で身軽に出向きたいもの。そんなニーズに応えてくれるのが、これらの携帯性に優れたガジェットだ。スマホと併用すれば、出張先での仕事はほぼ問題なく済ませられるものばかりだ。
会社員ブロガー マクリンさん
ガジェット好きな会社員。趣味と実益を兼ねて運営しているガジェットブログ「マクリン」は、月間70万PVを超える。
【ガジェット選びの条件】
●単に小さいだけではダメ
●汎用性の高さは重要
●耐久性能も要チェック
軽くて小さいだけでなく信頼性の高いものを選ぶ!
「スマホの充電ケーブルには、かさばらずに品質が高いものを使っています。特に引っ張るだけで長さを調整できるタイプは便利! 愛用する『cheero 2in1 Cable with Lightning & micro USB』もそのひとつで、多種類のポートがあり、汎用性が高いんです」
そう話すのは、ガジェット好きの出張族マクリンさん。『iPhone』用の充電ギアを選ぶ際は、アップルが認定した製品のみに記載が許される「MFi認証」を取得していることもポイントだとか。
「認証品であれば急速充電に対応し、データ転送も問題ありません。RAVPower『FileHub RP-WD009』も愛用品のひとつ。いまや国内のホテルにはWi-Fiがほぼ完備されていますが、電波強度が弱いことが多々あり、それだけで快適性が一気に損なわれます。そんな時でも本機があれば、大容量データを保存したメディアに対して、スマホからスムーズにアクセスできます」
このような点を踏まえ、単に軽薄短小なだけでなく、安心かつ快適な出張ガジェットを選びたい。
多機能スリムキーボード
Mokibo『Bluetooth4.0 タッチパッドキーボード』
1万480円(税込み)
W260×H7.5×D130mmのコンパクトなBluetoothキーボード。新幹線やビジネスホテルの狭いテーブルにも無理なく置ける。USB充電式で最長約26時間使用可能。約245g。
〈WRITER’S REVIEW〉アルミニウム製の本体は剛性が高く、程よいキーストロークとも相まって打鍵感は上々。キーピッチは17.5mmと狭めだが、すぐに慣れる。キーボード上をタッチパッドとして使えて、Webサイトのスクロールに便利。
ペン型ボイスレコーダー
BESETO JAPAN『PCM録音対応多機能型ボイスレコーダーペン VR-P009』
1万5800円(税込み)
グリップエンドのボタンで再生などの操作を行なえる。録音データをPCに転送できるUSB端子を内蔵。W136.2×H14.3×D14.3mm、27g。
■ アプリを使わずスマートに録音できる
〈WRITER’S REVIEW〉スリムなペンにボイスレコーダー機能を搭載。聞き漏らしが許されない出張時の会議などを胸ポケットに差したり机上に置いたりしたまま録音できる。スピーカーまたはイヤホンで、録音データを確認できるのも便利。
ハンディーモバイルバッテリー
NuAns『TAGPLATE Lightning』
6820円〜
温かみのあるフェルト調や木目のデザインがおしゃれなモバイルバッテリー。容量は、6000mAh。W66.5×H14.7×D198mm、148g。
■ バッテリーがピンチの時はスマホと重ねて持てる
〈WRITER’S REVIEW〉バッテリーとは思えない上質な外観や、ライトニング端子を格納できる点が特徴だ。付属ケーブルの長さが『iPhone』と重ねて使うのにちょうどいいのもポイント。出張時にクライアントの前で使っても恥ずかしくない。
マルチ充電器
RAVPower『USB Type A&C 急速充電器 RP-PC108』
2799円(税込み)
USB Type AとCの2系統を搭載。『iPhone』/Androidともに急速充電が可能。ACプラグをたためるのも便利。約W49×H30×D49mm、約70g。
〈WRITER’S REVIEW〉電源アダプターは純正だと大きくて重いものが多い。それに比べて本機はかなり小さいうえに約70gと軽量! USBのAとCの2端子を備え、複数の機器を同時に充電可能だ。最大出力は18Wでスマホの急速充電にも対応。
電子ペーパー
富士通クライアントコンピューティング『電子ペーパー「クアデルノ」』
A5サイズ:オープン価格(実勢価格約4万6000円)A4サイズ:オープン価格(実勢価格約6万4600円)
書くだけでなく、保存した資料の閲覧も可能だ。スマホとはWi-Fiなどで直接つながる。A4サイズは350g、A5サイズは251g、厚みは5.9mm。
2019-11-11 01:43:27