Leicaから、新型フルサイズミラーレスカメラ「SL2」が発表されました。2015年末に発表された「SL」の、待望の後継機。スペック流し読みでも、現代的な機能がバッチバチに足されてるみたいで、確実につよつよです。じゅるり。
4730万画素のフルサイズセンサーに、5.5段分の5軸ボディ内手ブレ補正。画像処理エンジンはMAESTRO IIIになり、ダイナミックレンジは従来の12段から14段に向上。576万ドットの有機ELファインダーは、60fpsと120fpsで選択できます。M10やQ2などの知見も活かされており、インターフェイス周りも完成度が高まったとのこと。
動画にもめっぽう強くなりました。5Kの29.97fps、C4Kの59.94fps、4Kの59.94fps、FHD の180fps。形式はmovかmp4ですが、60pと50pなら8bitの4:2:0で、30p以下なら10bitの4:2:2で記録できます。ガンマはRec.709、L-Log Rec.2020、HLG Rec.2020に対応。REDに負けない画だそうな。
SLレンズはもちろん、これマウントかませてブレないMレンズボディのゴールにして良いのでは? 5.5段分ともなれば室内でも充分なシャッタースピードが稼げるし、なんなら夜のストリートスナップに連れ出すのも辞さない。IP54相当の防滴仕様を活かすなら、レンズは新し目にしておきましょ。
発売は2019年11月末予定、価格は5995ドル(約65万4900円)。α9 IIとかS1Hとか見ると別に高くはないなって思っちゃうから危ない。でもこのスペックの4Kイケるフルサイズと見れば全然高くな、いや落ち着け、素数と口座金額を数えて落ち着くんだ…5…3.5…2.8…0.95…!