台湾に本社をおく世界最大規模の自転車メーカー、ジャイアントは、スムーズな動作と正確なコントロールを実現する新型サスペンションフォーク「CREST 34(クレスト34)」を発表した。
「CREST 34」は、ジャイアントが40年以上に渡る自転車およびコンポーネント製造から培った技術に基づいて開発された、全く新しいサスペンションフォーク。
チクソモールディングや水平加工など高精度の自社製造プロセスにより、「CREST 34」のインナーレッグとアウターレッグは完全な同心円となっていて、非常に低い摩擦抵抗で動作。さらに、高精度の内部加工によって、高価なサスペンションフォークでしか得ることのできなかった滑らかなフィーリングを提供する。
また、コアとなる剛性の高いシャーシとトレイル用にチューニングされたエンジニアリングにより、剛性と強度を正確かつ完璧なコンビネーションで調整し、ライダーがより快適にコントロールできるようにサポート。
さらに、プロレベルからエントリーレベルのライダーまで、広範囲にわたるテストによって、「CREST 34」のエアスプリングとダンパー機構が、あらゆる地形とライディングスタイルに合わせて感度を簡単に微調整できることを確認したという。
ジャイアントの2020国内ラインナップでは、ハードテイルトレイルバイク「FATHOM 2」に「CREST 34 RCL」を搭載。「FATHOM 2」は、2.6インチ幅タイヤ、12速ワイドギアレンジ、ドロッパーポストなど、日本のトレイルライドに最適なパッケージに仕上がっている。「FATHOM 2」の価格は140,000円(税別)。
2019-11-08 04:46:27