フィリップスはキッチン向けの小型Android TVデバイスを発表しました。
このAndroid TVデバイスは、24インチとテレビとしては比較的小さなサイズのディスプレイを搭載。料理のレシピを確認したり、あるいは動画を閲覧したりと、キッチンに置かれたタブレットを置き換える製品として開発されています。
本体のスタンド部分には、デュアルスピーカーを内蔵。またGoogle アシスタントに対応しており、スマートスピーカー、あるいはスマートディスプレイのような使い方が可能です。付属するリモコンには、YouTubeやNetflixの専用ボタンが配置されています。
このようにキッチンなどに置くことを想定したスマートディスプレイは各社から投入されていますが、そのディスプレイサイズは10インチ程度と、あまり大きくはありません。フィリップスによるAndroid TVはそれらよりもずっと大きな(しかしテレビとしては小さな)ディスプレイを搭載することで、市場のスイートスポットを狙った製品といえそうです。
Philips Android TVの価格は299ドル(約3万3000円)で、海外にて販売が開始されています。