視覚や聴覚に重いハンディキャップを持つ、盲聾(もうろう)と呼ばれる状態の人々とのコミュニケーションを可能にするべく、サムスンのインド法人が開発したメッセージアプリ『Good Vibes App』の長編CMをご紹介。
ひとりの少女が困難を乗り越え会話の手段を手に入れるまでの過程を、アプリの機能説明と絡めながらドラマ仕立てで表現しています。
物語は、バスルームで入浴する少女とその母親の姿から始まります。
視覚がほとんどない少女は、手探りでしか周りの状況を認識することができません。
この日も手を滑らせて、浴槽のなかで溺れてしまいます。
『Good Vibes App』はモールス信号、音声、テキストとあらゆる形のコミュニケーションを相互に変換し、聴覚や視覚のハンディキャップを乗り越えて人と人が会話できるアプリであることを伝え、ストーリーは終わります。
ハンディキャップを持つ人々の「不可能」にしっかりと寄り添い、テクノロジーの力でそれを可能にする── これからの企業に求められる「ソーシャルグッド」のあり方を強く示した、感動的なCMでした。
2019-11-07 16:53:56