Appleは2024年に、「iPad Pro」シリーズを有機ELディスプレイと新型「Magic Keyboard」によって大幅刷新する計画だと報じられている。
同タブレットシリーズの5年ぶりとなるこの大幅刷新は、消費者の関心を再び呼び起こし、同シリーズの混乱を解消することを意図していると、BloombergのMark Gurman記者が米国時間8月27日に報じた。同氏は、「iPad」がAppleの主要製品の中で最も売上高が少ないと指摘している。
同シリーズには初めて、Appleの「MacBook Pro」にも採用されているミニLEDディスプレイ技術に代わって、有機ELディスプレイが搭載される予定だ。同氏によると、11インチと(現行の12.9インチよりも少し大きい)13インチのディスプレイを搭載するモデルが提供される見込みだという。
この新シリーズには、うわさされているApple製「M3」チップも搭載されるとみられる。
また、iPadをノートPCのように使うためのMagic Keyboardも刷新され、トラックパッドが大きくなり、同タブレットに関する不満が解消されるようだ。2020年に発表されたMagic Keyboardは、キーボードと調整可能なスタンドの両方の役割を果たしている。
Appleは、おそらく新型「iPhone」と「Apple Watch」を中心とする発表イベントを、数週間のうちに開催すると予想されているが、新型iPadは2024年春または初夏まで発表されないと、Gurman氏は見ている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。