Android版のFirefoxは、2020年に大規模なアップデートを行ったことにより古いアドオンの多くが利用できなくなりました。記事作成時点で利用可能なアドオンはAMOの審査を通過したものだけとなっており、その数は20種類程度に限られています。
Android版Firefox 79に「使いにくくなった」との声多数、これがMozillaの意図通りであることが悲報との報道も - GIGAZINE
今回、Mozillaは新たにデスクトップ向けアドオンをモバイル向けに最適化するためのサポートを開始すると発表しました。これにより、開発者がデスクトップ向けアドオンのAndroidへの最適化を行えるようになる予定です。
導入するための具体的なローンチ日は2023年9月上旬に発表するとし、Androidのようなマルチプロセス環境への移行をサポートする追加のガイド、リソースを作成し、コミュニティイベントを開催することを明らかにしています。
「私たちは、Android版Firefoxでより多くの拡張機能を求めるユーザーの需要は大きいとあると予想しています。この変更によりFirefoxはオープンな拡張機能エコシステムをサポートする唯一の主要Androidブラウザになります」とMozillaは述べました。
コミュニティのサポートや意見については、Firefox Add-ons Discourseで受け付けられています。