ChatGPTは文章の生成には適していますが、PDFのようなファイル形式を扱うのは得意ではありません。しかし、方法がないわけではありません。
ChatGPTにPDFを読み込ませたいなら、次の3つの方法を実行してみてください。
【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】
ChatGPTにPDFファイルを読み込ませたい人
仕事でPDFファイルを要約したい人
今日のワークハック:ChatGPTを駆使して、PDFの情報を一瞬で理解する
1. ChatGPTにURLを入力する
ChatGPTは、入力したURLを参照できます。つまり、PDFファイルがオンライン上にあれば、ChatGPTにPDFファイルを参照させるのはとても簡単です。
ここでは詳しく説明しませんが、必要なのは参照したいPDFのウェブアドレスだけです。たとえば、今回は合衆国政府のウェブサイトから第1条1~4節をChatGPTに要約してもらいました。
するとChatGPTは、要求されたページの要点をきれいに要約してくれます。ここで注意すべきことが一点あります。
それは、特に複雑な要求に関しては、ChatGPTのプロンプトと応答に限界があることです。
ですから、大きな文書の場合は、タスクを小さく分割する必要があります。
2. PDFからテキストをコピーする
パソコンにPDFのコピーがあるなら、PDFから必要なテキストを単純にコピーするのが一番簡単な方法です。
Microsoft Edgeを使ってPDFを開いた後、関連するテキストをハイライトしてクリップボードにコピーしてみます。
ご覧の通り、ChatGPTは、テキストを貼り付ければ簡単に応答してくれます。1回の要求であまり多くのことを聞かないようにしましょう。このテクニックは、PDFを開くことができるほとんどのアプリケーションで機能します。
3. PDFをテキスト文書に変換する
しかし、PDFはテキストを含んでいるものの、編集は簡単ではありません。そこで、PDFをもっと扱いやすい形式に変換しましょう。
Google Driveを使ってWord文書変換するなど、その方法はたくさんあります。また、オンラインPDFエディターもたくさんあり、その多くでPDFをテキストに変換できます。
しかし、Microsoft Wordをインストールしているなら、ただファイルを開いてテキスト文書かWord文書として保存するだけでいいのです。ここでは、見出し2で使用したのと同じ記事を使ってみます。以下の手順では、Wordで行ないます。
WordでPDFをテキストに置き換える方法
1. Wordを開き、開くコマンドを使用して文書が格納されているフォルダーを参照します。
2. 文書が表示されない場合には、ファイルの種類のドロップダウンボックスでオプションからPDF ファイルを選択します。
3. ファイルを開くと、文書を変換するかどうかを尋ねられますので、OKを押して先に進みます。
4. Wordに変換されてファイルが開いたら、「名前を付けて保存」コマンドを使ってお好みのWord文書やテキスト文書として保存します。
変換が完了した後、テキストを直接ChatGPTにコピーしてプロンプトを実行すれば完了です。
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