全ガジェットにおいて、バッテリーは常にボトルネックとなります。だって、充電切れちゃったら文鎮なんだもん。
ロングバッテリーを実現するためにはバッテリーは大きく重くなるので、モバイル端末にはうまいバランスが求められます。
が、噂されているApple(アップル)のVR/ARヘッドセットは、このバランスがいまひとつだとかなんとか…。Appleの事情通、Mark Gurman氏がヘッドセット最新噂について語っています。
バッテリーは2時間が限界
4KディスプレイでApple M2チップ搭載と言われるヘッドセット。Gurman氏いわく、これの電力となるバッテリーは外付けタイプで、2時間しかもたないとのこと。
充電はUSB-Cのみで、MacBook Proと同じタイプの充電器が同梱。つまり、MagSafe充電は非対応ということ。
しかも、バッテリーにはケーブルがついてて、これが外れない仕様になっているとか。
バッテリーを数個準備して充電・交換しつつなら長くVRプレイできますが、なんか、こう、スマートじゃないというか…。Appleらしくないというか…。
M2チップはエネルギー効率がよくバッテリーが長持ちするのがアピールポイントのひとつのはず。それを搭載してもなお2時間というの、どれだけエネルギー喰いのVRヘッドセットなのでしょう。
価格の割には…
そもそもVRヘッドセットの場合、バッテリーもち2時間は別に珍しい話ではありません。
ただ、消費者として一番気になるのはその値段とのバランス。Apple噂のVR/ARヘッドセットは、その価格3,000ドル前後(約41万円)と言われています。
MetaのQuest Proが1,000ドル(約14万円)でバッテリーもち2時間、Quest 2なら2時間から3時間。Quest Proのライバルになると言われるHTCの時期端末後継機種は外付けバッテリーなしで2時間程度。
ライバル製品に比べると明らかに高額のAppleヘッドセットが、バッテリーで横並びとはちょっと納得できないかも…。
ヘッドセットは、今年6月に開催されるWWDC 2023での発表(またはチラ見せ)が期待されています。
2023-05-05 19:55:41