ランサーズのグループ会社であるMENTAは4月7日、同社が運営するメンターマッチングサービス「MENTA」において、ChatGPTの技術を活用したエンジニアのためのスキルアップLINEアプリ「教えて、MENTAくん」をリリースすると発表した。
昨今、ChatGPTなどの大規模言語モデルが急速に普及している中で、AIによる回答は検索や問い合わせの際に大きな役割を果たしているという。また、AIを学習に取り入れることは効率的であることから、今後益々増えていくと予想されている。
一方、メンター(教える側)の体験や経験から語られるアドバイスについては、自身が経験した信頼性の高い内容であり、相談者の状況を全体的に俯瞰し、自らの体験から説得力のある提案を行うため、現状ではAIには置き換えられないものであるという。
そこで、メンターマッチングサービス「MENTA」では、AIを効率的にサービスに取り入れながら、メンターとの共存を実現することで、より価値の高いサービスを提供できると考え、エンジニア向けのスキルアップLINEアプリ「教えて、MENTAくん」を開発したとしている。
同アプリでは、言語モデル「GPT-3.5-turbo」を使用。MENTA公式キャラクターの「MENTAくん」が、プログラミング周りの質問などに回答するほか、クイズやTipsなどのコンテンツも用意している。
同アプリを利用することで、エンジニアが日常の隙間時間を活用した情報収集やスキルアップが可能になるという。
LINE公式ID(@115pancw)を友だち追加することで利用可能。初回は無料で何度でも使用できる。ただし、今後回数制限を設ける可能性があるとしている。