ネット検索やSNS、QRコード決済など、もはや私たちの生活に欠かせなくなったiPhone。でも、何かの拍子にiPhoneを失くしてしまったら! 誰とも連絡できなくなるばかりか、不正利用されたり個人情報が漏れてしまう危険性も……。そこで今回は、iPhoneを失くして後悔する前に、事前にやっておくべき設定を5つ紹介します。 後悔しても遅い! iPhone紛失にそなえて今できることは? 飲みに行った帰りに「あっ、iPhoneがない!」と慌てた経験はありませんか? もし、iPhoneを紛失すると買い替えの費用がかかるのはもちろん、最悪の場合はQRコード決済や登録してあるクレカの不正利用、個人的な写真や電話帳、LINEのやり取りなどもすべて流出して、取り返しがつかない状態になってしまうかもしれません。 後悔しないように、普段からiPhoneの追跡機能「iPhoneを探す」を有効にしたり、思い出の写真やLINEなどは、しっかりバックアップしておきましょう。VAIOは3月29日に新製品発表会を開催。13万円台から購入可能なスタンダードモデルとして新たに「Fシリーズ」を発表。14インチモデルの「VAIO F14」と16インチモデルの「VAIO F16」が新たに登場した。 VAIOは現在ハイエンドモデルの「VAIO SXシリーズ」とミッドレンジモデルの「VAIO Sシリーズ」の2ラインアップ態勢だったが、さらにその下にスタンダードモデルとして「VAIO Fシリーズ」が加わったかたちだ。 Fシリーズは「愛される定番を創る」を開発コンセプトとしている。発表会に登壇した同社の開発本部プロダクトセンター長黒崎大輔氏は「『普通のPCだね』と言ってもらえるのが、我々にとって褒め言葉。最高の『普通のPC』にあえて挑んだ」と話しているほど、Windows PCとして「定番モデル」とはなにかを考えて作り上げたとのこと。 製品化にあたってこだわったポイントは3つ。1つは大画面化で、これは昨今テレワークや在宅勤務、オンライン授業などでPCの利用が増えたことにより、ユーザーからPCに対して「画面が小さい」という不満点を多く上げているため。 そこでFシリーズでは、モバイル向けA4サイズのPCでは一般的な13.3インチではなく、14インチ(1920×1080ドット)のディスプレイを採用。また大型のVAIO F16は、現在のVAIOでは最大の16インチディスプレイ(1920×1200ドット)を搭載。さらにVAIO F16の画面比率は16:10となっており、縦方向に表示範囲が広くなっているため、ワープロや表計算アプリ、ウェブサイトなどが見やすくなっている。 2つ目は、コミュニケーション機能の強化。やはりテレワークや在宅勤務、オンライン授業での利用が増えたため、PCでは、以前よりウェブカメラやマイク性能が注目されている。VAIO Fシリーズでは、狭額縁のベゼルにおさめるため小型化していることから、ウェブカメラの解像度こそFHDだが、明るさや時間軸方向のノイズ処理TNR(Temporal Noise Reduction)による自動調整などを行い高画質化している。また、内部の取り付け角度をディスプレイ面に対して5度傾けているため、ディスプレイを開いた状態で自分の顔が中央に来るように調整もされている。 さらにマイクはAIノイズキャンセリング機能を搭載。周囲の雑音や本体のキーボードをタイピングしている音などをかなりキレイに消し去ってくれる。実際にデモンストレーションのビデオでも確認したが、ノイズは消えているものの、話者の音声はきれいなままで非常に聞き取りやすかった。またディスプレイ面から45度方向に対してマイクの指向性を設定する機能も装備。周囲の声を拾わずに、ディスプレイの前にいる人の声だけをピックアップできるので便利だ。 3つ目のポイントは、VAIOのPCとしての継承性。黒崎氏は「ただ安いPCを作るというのがVAIOの役割だとは思わない」と話しており、上位モデルの「VAIO SX/Sシリーズ」に搭載されている「打ちやすい0.3mmの凹みのあるキートップ」や「カメラプライバシーシャッター」「180°開きによる昇段モード」といったこだわりの機能の約30項目を継承している。 そのほか、日本メーカーらしく配列に無理のない日本語キーボードや、耐指紋、防汚処理、刻印削れ抑止が施されたキートップ、バッテリー劣化対策で長期間使用できるなど、利用年数が長くなっているPCだからこそ「使いやすく長持ち」と見逃せないポイントも多い。 黒崎氏は発表会で、ホワイトTシャツを例にあげ「定番とはただ買いやすく便利なだけではなく、その裏に愛着というものが必ずある。Tシャツもとてもシンプルだが生地や縫製やディテールがとても丁寧に作られていて、普通なんだけど、ついつい毎日着てしまう。着られなくなっても、また同じものを買いたくなる。そういう製品が定番であり、今求められている良い製品なんだと思う」と説明。VAIOならではのこだわりを継承しているからこそ、ユーザーから愛される「定番PC」として仕上がっているというわけだ。 基本スペックに関しては、ディスプレイサイズとテンキーの有無以外は、VAIO F14とF16はほぼ共通。プロセッサーには最新のインテル第13世代 Core i5-1334UまたはCore i7-1355Uを搭載。メモリーはF14が16GB、F16は8GBもしくは16GBとなっており、ストレージ(SSD)はF14が256GBか512GB、F16は512GBをラインアップしている。 本体サイズ/重量は、F14が約322.9(W)×221.5(D)×19.5〜19.7(H)mm/約1.65g。F16は約358.3(W)×255.6(D)×16.6〜19.9(H)mm/約1.65gとなっている。受注と発売は6月を予定しており、オープンプライスだが想定実売価格はF14が13万1800円から、F16は13万6800円からとなっている。 昨今PCも値上がり傾向なため、最新のCore i5を搭載し、VAIOのこだわりが詰まったモデルが13万円台で購入できるのは、かなりコストパフォーマンスが高いと言える。VAIO Fシリーズをベースとして法人向けモデル「VAIO Pro BK(14インチ)」「VAIO Pro BM(16インチ)」も発表されており、ビジネスマンや大学生などに「新定番」として人気となりそうだ。