2023年3月更新プログラムのプレビューを適用すると、Windows 11で「新しいBing」が使用可能になるのは周知のとおり。同時にタスクバーの「検索ボックス(もしくはアイコン)」を非表示にしている環境でも復活させ、Microsoft Bingの利用をうながしてくる。
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その是非はともかく、気になるのは使用感である。検索ボックスはそのまま文字を入力できるが、それ以外は以前のWindows 11と同様にフライアウトする検索ページのテキストボックスに入力する仕組みだ。
上図の手順で表示形式は容易に変更できる。それぞれの内容は以下のとおりだ。
背景画像が一致していることからも分かるように、検索ボックスはタスクバーの表示領域を大きく削ってしまう。検索ページは「Win」+「S」キーもしくは「Win」+「Q」キーで呼び出せるので、「検索ボックス」「検索アイコンのみ」「非表示」のいずれかを使用スタイルに応じて選択するのが便利そうだ。少なくとも「検索アイコンとラベル」を選択する利点は少ないだろう。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら