調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)が、iPhone、iPad、Macの年代別所有率を調査、Appleの若者をターゲットとした戦略が成功しているという結果をまとめています。
Apple製品とユーザーに関する複数のレポート
CIRPはここ最近、Apple製品の所有率において、iPhone、iPad、Mac、Apple Watchの中では、意外にもMacの所有率が一番低いという調査結果や、iPhone12シリーズからiPhone14シリーズまでの人気カラー調査結果など、Apple製品とユーザーに関する複数のレポートを発表しています。
今回同社が “The Apple Ecosystem Age Profile Work”(Appleエコシステムの年齢プロファイルの成功)と題してまとめた有料レポートの一部を、米メディア9to5Macが紹介しています。
70%以上の所有者が18歳〜44歳
Appleは特にアメリカにおいて、「若者向けブランド」を印象づける広告戦略を行っています。CIRPは実際にこの戦略が成功しているのかどうか、iPhone、iPad、Mac所有者の年齢を調べました。
調査の結果、iPhone、iPad、Macのすべてのデバイスにおいて、約半数の所有者の年齢が18歳〜34歳であることがわかりました。
またiPhone、iPad、Macともに、18歳〜44歳の所有者が全体の70%以上を占めていました。
つまり45歳以上のiPhone、iPad、Mac所有者は30%未満ということになります。
なかでも特にMacについては、所有者の年齢が若い傾向にありました。
今回の調査結果から、Appleの若者をターゲットとした戦略は成功していると、CIRPは結論づけています。