アップルは、言語生成AIのChatGPT技術を使ったアプリを、「子どもに不適切な表現が含まれる恐れがある」として申請を却下しました。
【映像】テスラのイーロン・マスクも「非常に危険な技術」と発言
ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、アップルは、プリックス社のアプリ「ブルーメール」に対して、アップルストアで販売するための申請を却下しました。
申請された「ブルーメール」の最新版では、ChatGPTの技術を使って過去のメールなどから自動でメールの文章を作成する機能があります。
アップルは「生成されたコンテンツに子どもに不適切な表現が含まれる恐れがある」として、使用できる年齢を17歳以上に引き上げるなどの対応を要請しています。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、IT大手各社がAIの最新技術とその危険性に注目していることの表れだとしています。
また、テスラのイーロン・マスクCEOは1日、投資家向けのイベントでAIについて、「非常に危険な技術で、公益のために運用されているかどうかを確認すべきだ」などと発言し、規制する政府機関が必要だという考えを示しました。
マスク氏はChatGPTを開発したオープンAI社の設立に参加し、取締役も務めていましたが、2018年に会社を離れていました。(ANNニュース)