レゴのキットの中でも宇宙船や惑星探査機などのキットには、コンピューターの画面やボタンが印刷されたものがいくつもあり、レトロ・フューチャリスティックかつミニマルなデザインで一部のマニアに人気だったりします。
かつて、そのパーツに小さな液晶モニターを埋め込み、FPSにゲームの金字塔『DOOM』を映した人が現れました。
傾けて遊べるように進化
当時はただのディスプレイだったのですが、その作者Ancient(ジェイムス・ブラウン)氏が、今度は加速度計を追加し、上部にあるポッチふたつにボタン機能を与え、ちゃんとプレイできる『DOOM』へと昇華。指でつまんで傾ければ、主人公が移動します。
どうやって作ったの?
ベースになっている黒くて平たいブロックが加速度計で、上の赤いブロックに電池とマイクロコンピューター「Raspberry Pi RP2040」、0.42インチのOLEDモニターが入っています。わざわざコントローラーと接続せず、これだけで遊べるのは秀逸ですよね。
しかし静電容量式による操作が思うように調整されていないので、挙動が少し不安定なのだとか。