GoProは、アクションカメラの新モデルとして、「HERO11 Black」と「HERO11 Black Creator Edition」9月15日に発売した。
HEROカメラ史上最も広い16:9の視野角「HyperView」を実現
「HERO11 Black」は、従来よりも大きな1/1.9インチセンサー搭載したアクションカメラ。この新型センサーにより、最大5.3Kの解像度で10億色以上を表現する10-bitカラーのビデオを60フレーム/秒で撮影できるようになった。
また、アスペクト比8:7のビデオ撮影にも対応。縦幅が広がることで、1本の映像からInstagramやTikTokに最適な9:16の縦長ショット、YouTubeや大画面に最適な16:9のシネマティックショットなど、GoPro Quikアプリを使ってさまざまなアスペクト比にクロップすることが可能となった。
さらに、HEROカメラ史上最も広い16:9の視野角「HyperView」を実現。自転車、スキー、サーフィン、オートバイなどのFPV (一人称視点) 撮影時に、よりダイナミックでスピード感のある映像を撮影することができるようになった。
加えて、独自のビデオブレ補正機能も「HyperSmooth 5.0」へと進化。動きやスピードに基づいてビデオブレ補正のレベルを自動で判断し、最小限のクロップで最大のブレ補正を実現するうえ、水平ロック機能も搭載し、カメラがたとえ360度回転しても水平を維持した映像を撮影することが可能だという。
そのほか、動きながらでもタイムラプスビデオが撮れる「TimeWarp 3.0」では、5.3K撮影が可能になり、4Kに比べて91%、1080pに比べて665%解像度が向上。星の光跡を撮影する「スタートレイル」、動く光源の光跡を撮影する「ライトペインティング」、移動する車の光跡を撮影する「ライトトレイル」の3種類のナイトエフェクトタイムラプスプリセットも搭載した。
価格はオープンで、GoPro.comでの販売価格は通常モデルの「HERO11 Black」が72,000円(GoProサブスクリプション加入者は62,000円)。Voltaハンドグリップ、ライトモジュラー、メディアモジュラーなどを同梱したオールインワンセットの「HERO11 Black Creator Edition」が101,000円(GoProサブスクリプション加入者は89,000円)。
このほか、「HERO11 Black」と同等の撮影性能を備えながら、前面と背面のモニターを省略することで、軽量コンパクト化を実現したモデル「HERO11 Black Mini」を10月25日に発売。GoPro.comでの販売価格は58,000円(GoProサブスクリプション加入者は48,000円)。
2022-09-20 20:05:45