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Androidスマホを持つ母にメッセージをきちんと送れないと訴えられたティム・クックが「お母さんにiPhoneを買ってあげて」とジョークを飛ばす

ショートメッセージサービス(SMS)に取って代わるメッセージングサービスとしてGoogleが中心となって推し進めている「リッチコミュニケーションサービス(RCS)」ですが、iPhone純正のメッセージングアプリ「iMessage」がRCSに対応していないために、iPhoneとAndroid間のメッセージのやりとりで不都合が生じることがしばしば報告されています。このことを指して「お母さんに動画をちゃんと送れない」と訴えた人物に対し、Appleのティム・クックCEOは「お母さんにiPhoneを買ってあげて」とジョークで返しました。

文字数が160文字に制限されたSMSに比べて、RCSは8000文字ほどにまで拡張されているほか、より大きなサイズのファイルや絵文字の送信が可能。iMessageにあるような開封確認と入力インジケーターを備えており、送信者の検証なども行うことができます。なにより、Wi-Fi経由でもメッセージを送信できるという点が決定的に違います。
RCSは2007年に登場していましたが、後にGoogleが取り入れるようになって以降、多数のテクノロジー企業がRCSを採用し始めました。今日では多数のAndroid端末でRCSを利用できるようになりましたが、iPhoneはいまだにRCSを拒否し続けています。

2022年9月7日、デジタルメディアのVoxが開催した講演にクックCEOが登場し、元Appleのチーフデザイナーであったジョナサン・アイブ氏や故スティーブ・ジョブズ氏の妻、ローレン・パウエル・ジョブズ氏らと会談しました。
この時にVoxの記者から「iPhoneとAndroid間のメッセージはどのように改善できるのでしょうか」と尋ねられたクックCEOは「我々のユーザーがそのような改善に力を注ぐよう求めているという声は聞いたことがありません」と回答。さらに記者が「Androidを使用する母へ動画を送ろうとすると、圧縮されてぼやけてしまいます。これを解決するクックCEOの提案は?」と尋ねると、クックCEOは「お母さんにiPhoneを買ってあげてください」と返したそうです。

Apple独自のシステムで動作するiMessageに対し、iMessageとの通信に互換性を持たせたいGoogleは「Get The Message(メッセージを受け取れ)」キャンペーンを実施してAppleにRCSを採用させようと圧力をかけています。Googleは声明で「メッセージは人々を引き離すのではなく、結びつけるものでなければなりません。Androidチームの目標は、使っている携帯電話に関係なく、すべての人がより安全で、現代的で、楽しいテキスト体験をできるようにすることです」と述べています。
海外メディアのEngadgetは「クックCEOは『RCSに現時点では対応していない』と述べたため、完全に拒否しているわけではないようです」と分析。しかし、SMSまたはRCSによるメッセージはそもそもアメリカ中心に使われており、他国ではTelegramやWhatsAppといった別のメッセージングサービスが好まれる傾向にあるとし、「この問題はアメリカ本位の問題のようです」とも述べました。


2022-09-08 20:51:12



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