スマートフォンは私たちの生活を豊かにしてくれますが、残念ながら違法行為にスマートフォンを利用する犯罪者も存在します。
最近では車上荒らしにとって最新の必須アイテムになっているそうです。
スモークを透かして社内を確認できる
WREGの報道によると、最近車上荒らしにスマートフォンのカメラがよく用いられているそうです。
その理由は、カメラのレンズを車のサイドウィンドウに接した状態でプレビュー画面を見ると、スモークガラスのように内部が見づらい着色ガラスが使われていてもそれを透かして車内を確認できるからだといいます。
実際にWREGがおこなった実験では、以下の写真のようにスマートフォンの画面に色の濃いサイドウィンドウ内の様子がくっきりと写っています:
スマホカメラをサイドウィンドウにピッタリ当てている人がいたら注意
原理としては簡単で、スモークガラスの場合車の外側よりも内側のほうが暗いので内部が見づらいのに対し、スマートフォンのレンズをピッタリとサイドウィンドウにくっつけるとレンズ側のほうが暗くなるので内部が見えるようになるのだそうです。
スモークガラスを使っているからといって車内に貴重品を放置しないほうがよいでしょう。
また、スマートフォンのカメラを車のサイドウィンドウにピッタリ当てている人がいたら、車上荒らしである可能性があります。