NECは8月5日、ソフトウェアやデジタルツールの利用を定着させるデジタルアダプション のサービスである「Pendo」の販売開始を発表した。同社はまず、Boxなど同社が販売する既存のデジタルサービスのユーザー向けに販売を進めるという。
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同サービスでは、ユーザーがソフトウェアなどを使用する際の行動データを収集・分析することで、データに基づいてパーソナライズされたガイドを各種ソフトウェアの画面上に表示させることできる。ガイドはテキスト、画像、動画での提供が可能で、同サービスのプラットフォーム上でノーコードで作成できる。
同サービスは、BoxやSalesforce、SAPなど企業が導入・利用しているデジタルサービスやシステムに対して利用できるだけでなく、自社開発のソフトウェアにあらかじめガイド機能を実装する際にも活用できる。
また、ユーザーの意見や評価を収集するフィードバック機能により、ソフトウェア利用における満足度の調査や、ユーザーの希望の把握が可能だ。例えば、ユーザーからの機能リクエストを取り込み、機能追加の優先順位の決定などに活用することもできる。