次世代iPhoneに登場が噂されている「常時表示モード」について、搭載の証拠がいくつか発見されています。これについて、テック系メディア「9to5Mac」が報告しています。
iPhoneの開発者向けツールに「常時表示モード」登場の証拠がいくつも発見される
iOS開発者の@rhogelleim氏が指摘するところによると、開発者が自分のアプリプロジェクトをリアルタイムで操作できる「SwiftUIプレビュー」に、常時表示機能に関連する可能性のある新しい動作が追加されたとのこと。
開発者が画面をオフにする動作をシミュレートすると、ロック画面のウィジェットが半透明になり、時計は画面上に表示されたままになります。
このiPhoneの常時表示機能では、バッテリーをほとんど消費することなく、画面に何らかの情報を表示することができます。常時表示の状態では、画面の輝度を下がり、いくつかの表示される要素が減るとのこと。
噂によると、「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」は、1Hz〜120Hzまでの可変リフレッシュレートに対応した有機ELパネルによって、常時接続ディスプレイを搭載する最初のiPhoneになるそうです。
前モデルの「iPhone 13 Pro」のディスプレイは10Hz〜120Hzの範囲に対応しており、Appleは理論的には「iPhone 13 Pro」モデルでも常時表示は可能とのこと。ただし、新しい1Hzのディスプレイでは、よりバッテリー消費が抑えられるはずです。
「9to5Mac」によれば、新しいiOS 16の壁紙の中には「Sleep」と書かれた暗いバージョンがあり、「iPhone 14 Pro」をスリープした状態で使えるものの可能性があるとのこと。
Xcode 14 beta 4では、新しい常時表示モードに確かに部分的に対応していることを裏付けられました。下の例では、常時表示モードが動作しているときに、iOS 16の「スリープ」状態のデフォルトの壁紙が確認できます。
なお、通知に関してどのように常時表示がどのように動作するかなど、詳細は不明な部分もあります。iOS 16ベータの以前のバージョンでは、すでに「iPhone 14 Pro」に常時表示機能が搭載されることが示唆されていました。また、Appleが「iPhone 13」で常時表示モードをテストするために使用する内部モードもあるとのことです。