米マイクロソフトが個人情報管理アプリ「Outlook」の軽量版こと「Outlook Lite」を幅広い地域に展開する予定だと、海外テックサイトのDr.Windowsが報じています。
マイクロソフトはすでに、iOSとAndroid向けにOutlookアプリを展開している一方、限られた一部の国に対しては「Outlook Lite」アプリをリリースしています(日本では未展開)。Outlook Liteは安価で性能の低いスマートフォンを対象としたものです。
Dr.Windowsによれば、マイクロソフトはサブスクリプションサービス「Microsoft 365」ロードマップとして、7月からビジネス顧客向けにOutlook Liteを展開すると説明。またDr.WindowsはOutlook LiteのAPK(アプリケーションパッケージ)を入手し、その動作も検証しています。
Outlook LiteはOutlookに比較してスムーズに動作しつつ、Outlookと比較して不足する重要な機能も見つからなかったとのこと。なお、Outlook Liteでは1つのアカウント/アカウントタイプしか設定することができませんでした。
Outlookといえば、現在マイクロソフトは新しい「Outlook for Windows」を用意しています。Outlook Liteの展開とあわせて、今後はOutlookの再起が図られるのかもしれません。