米Bloombergは、12インチMacBookが2023年末か2024年初頭に“復活”する可能性を報じていたが、性能を抑えた廉価モデルとなるのか、ハイエンドのProモデルになるのかは不明とされていた。
それに続き、有名リーカーが、本製品には次世代チップ「M2 Pro」と「M2 Max」(ともに仮称)が搭載されるかもしれないとの予想を述べている。
この噂の発信源は、TwitterユーザーのMajin Bu氏だ。Bu氏はiPadOS 16の新機能「ステージマネージャ」、すなわち複数のウィンドウを重ね合わせたりサイズが可変になることを正確に予想していた人物だ。
Bu氏はツイートにて、次期12インチMacBookは2023年に発売予定であり、「M2 Pro」や「M2 Max」を載せることで新型14インチおよび16インチMacBook Proのラインナップに加わるーー、つまり「12インチMacBook Pro」になるとの見通しを語っている。
ここでいう「M2 Max」について、Bloombergは最大12個のCPUコアと最大38個のGPUコアを搭載すると伝えていた。先代にあたるM1 Maxはそれぞれ最大10コアと最大32コアであり、どちらも増える格好だ。
かつてアップルは、ローエンドとハイエンドの12インチ型ノートPCを発売したことがあった。
2015年-2019年の12インチMacBook(ローエンド)は記憶に新しいが、実は2000年代前半に高性能をうたう12インチのPowerBook G4を投入していたのだ。もっとも発熱がすごく、特にパームレストでの低温ヤケドが心配されていたが……。
その点Appleシリコンは、消費電力と性能のバランスに優れている。もしも「M2 Max」を搭載した12インチMacBookが実現すれば、以前のようなパフォーマンスの制約、あるいは発熱に悩まされることもなく、理想的なポータブルPCとなるのかもしれない。