マイクロソフトがSurface Laptop Goの次期モデルをまもなく発表する予定である可能性が、韓国の販売店が発表した(現在は非公開)製品リストから明らかになったと報じられています。
次期モデルでの最大の変更点は、前モデル(2020年発売)のインテル第10世代プロセッサから第11世代にアップデートされることだそう。またWindows 10に代わってWindows 11を搭載して出荷され、「HDカメラの性能も向上」するとのことです。予約開始は6月2日となっており、正式な発表もそう遠くないかもしれません。
以前、ドイツのテック系サイトWinFutureは、本製品の開始価格が650ドル(約8万4000円)になるかもしれないと報じていました。またWindows Centralのライターも、新色「セージ」(おそらく灰緑色)が追加されて6月発売と予想していたことがあります。
そうしたプロセッサやカメラ、OS以外は前モデルと非常によく似ているようです。すなわちアスペクト比3:2の12.4インチ画面、ポート類も同じ(USB-A、USB-C、3.5mmヘッドフォンジャック、MS独自の充電ポート)、一部のモデルでは電源ボタン内蔵の指紋センサーなど。バックライト付きキーボード(あるいはオプション)があるかどうかも、現時点では不明です。
また販売店のリストでは、前モデルと同じくRAMは最大8GB、ストレージは最大256GBとなるようです。最低価格のベースモデルはどうなるかは情報が乏しいのですが(初代Surface Laptop Goは4GB / 64GB)以前WinFutureはストレージが128GB~かもしれないと報じていました。
初代モデルはSurfaceノートPCの中では手頃な価格のエントリーモデルとして、学生に人気のあるChromebookに対抗する狙いが窺われました。その一方で削りに削ったスペックや機能はコアユーザーには素通りされている感もありましたが、何か魅力的な新要素が追加されていると期待したいところです。