2022年の新型iPhone(iPhone 14)シリーズのProモデルに搭載される「A16 Bionic」チップは、iPhone 13 シリーズのA15 Bionicチップと同じ5nmプロセスを採用する可能性が高い。
TSMCのチップ開発ロードマップによると、3nmプロセスの「N3」および4nmプロセスの「N4P」で製造されたチップの量産は2023年以降に開始される予定。Appleが2022年後半に発表する新製品に使用できる最新チップは、5nmプロセスの「N5P」または4nmプロセスの「N4」となる。
「N4」を採用する選択肢もあるが、Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると「N4」は「N5P」に対する優位性がないと指摘。「iPhone 14 Pro」シリーズの「A16 Bionic」チップは「N5P」を採用する可能性が高く5nmプロセスのチップになると分析している。
A16に性能の向上や省電力性能の改善は「期待できない」
A15 Bionicチップも「N5P」で製造されており、「A16 Bionic」はパフォーマンスの向上や省電力性能の改善は期待できないと指摘。チップのナンバリングを変更するのは、マーケティングの意図が大きいのではないかと予測している。
「A16 Bionic」チップは”A15 Bionicチップとほぼ同じ”であれば、ますますiPhone 14を待つべき理由がカメラ以外考えづらくなった。
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2022-05-29 19:47:35