東京建物とNTT東日本は、5月17日、NTT東日本が所有するローカル5Gオープンラボにて、新たな働き方の実現に向けた実証実験を7月31日までの期間を目途に開始したことを発表した。
NTT東、従来の導入・運用コストを1/5にする5Gのトータルパッケージ
同実験は、ローカル5Gの安定した高速大容量の通信を活用した高画質な映像によって、別室の参加者があたかもその場にいるかのような会議や、メタバース上に仮想のオフィス環境を構築するバーチャルリアリティ会議を体験することができるというもの。
この実証実験を通じて、ニューノーマルな働き方の創造や、リアルとバーチャルの高度な融合によるオフィスでの体験価値向上、ローカル5Gをはじめとするネットワーク品質の検証を行うという。
東京建物とNTT東日本は、今回の結果を踏まえ、東京建物が所有するビルでの検証やサービスなどの実装をめざす方針。
また、付加価値の高いオフィス環境の提供と効率的なビル管理等を通じ、安心安全で活力ある 生産性の高い働き方の実現に向けた取り組みを推進していきたい考え。