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「Galaxy Z Fold3」はタブレットとスマホの二刀流! 使ってわかった大画面の便利な活用方法

サムスン電子が発売した「Galaxy Z Fold3」は、大型化した折り畳みディスプレイを搭載したスマートフォン。開いた状態で約7.6インチと、タブレットと同等のサイズ感です。実際の使い勝手や活用法を解説します。

昨今のスマートフォンは、ディスプレイサイズが6インチ以上の大型ディスプレイが主流になっています。

大型の折り畳みディスプレイを搭載した「Galaxy Z Fold3」は、開いた状態で約7.6インチとタブレットサイズになり、畳んだ状態では約6.2インチのスマートフォンサイズになります。

そんな2WAYで利用できる折り畳みスマホ「Galaxy Z Fold3」の活用方法を紹介します。

タブレットとスマートフォンの二刀流「Galaxy Z Fold3」

スマートフォンを使っていると、もう少し大きな画面で作業したい、と思うことがあります。また、タブレットを利用していると、毎日持ち歩くことを負担に感じることがあります。

スマートフォンとタブレットの良さを統合したのが、折り畳み型のフォルダブルスマートフォンです。

Galaxy Z Fold3は、ディスプレイを折り畳むことでコンパクトにできるフォルダブルタイプのスマートフォンです。約7.6インチのタブレット、約6.2インチのスマートフォンの二刀流で利用が可能。

仕組みとしては、開いた状態ではメインディスプレイを利用し、閉じた状態ではメインディスプレイの背面に配置されたサブディスプレイを利用する形になります。

メインディスプレイは、約7.6インチ(アスペクト比22.5:18、有機EL)。一般的なタブレットよりは、正方形に近いサイズとなりますが、通常のタブレットより片手で持ちやすいアスペクト比です。

中央部分の折り畳む場所のディスプレイ部分は多少の凸凹を感じますが、1枚のディスプレイとして視認性も操作性も特に問題がありません。インカメラはディスプレイ上に隠れる仕様になっており、フルスクリーン表示となります。

動画試聴時にはディスプレイを横に回転することで、ステレオスピーカーが左右に配置され、視聴しやすくなります。

サブディスプレイは、約6.2インチ(アスペクト比25:9、有機EL)と細長いデザインとなりますが、左右の幅が狭いため片手操作がしやすくなっています。サブディスプレイにもインカメラが搭載されています。

メインカメラは1200万画素の3眼仕様で高解像度な写真撮影ができます。開いた状態ではメインディスプレイで撮影、閉じた状態ではサブディスプレイで撮影と、両方で利用できます。

重さは271gとスマートフォンとしては重めではありますが、開いた状態でも閉じた状態でも重量バランスが良く、片手で持っていて疲労感を感じません。

通信方式は5Gに対応しており、CPUにSnapdragon 888を搭載、画面のリフレッシュレート120Mhz、バッテリー容量4400mAh(25W急速充電、ワイヤレス急速充電)とハイスペックな仕様です。

「Galaxy Z Fold3」ならではの活用方法

約7.6インチの大型ディスプレイは、スマートフォンとは違った利用方法があります。ブラウザアプリ「Chrome」の表示領域が広くなるため、PCモードを活用することで、パソコンのように使うことができ、雑誌や漫画など、1ページを全画面表示することで読みやすくなります。

カメラ撮影に関しては、サブディスプレイを使った撮影が使いやすくなっています。スリープ状態でも電源ボタンを2回押しでカメラを起動する設定ができますので、ポケットから取り出して、電源ボタン2回押しですぐに撮影、といった使い方ができます。

「Galaxy Z Fold3」の利用に慣れてくると便利に感じるのが、開くことでオンになり、閉じることでオフになることです。通常のスマートフォンでは電源ボタンで操作をしますが、ディスプレイの開け閉めでオンオフするスタイルは、実際に使用していると使いやすく感じます。

電源ボタンが指紋認証になっているため、画面を開きながら電源ボタンを触ることで、マスクをしていて顔認証ができない場合でも、ロックが簡単に外れます。

「Galaxy Z Fold3」は、1台でタブレットとスマートフォンの使いやすさを兼ね備えたフォルダブルスマートフォンです。使いこなすことで、従来のスマートフォン以上の活用が期待できます。



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